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Zetraに隣接する墓地を訪問した。ここには内戦の前からあるお墓と、破壊されたスタジアムの跡に作られたお墓がある。墓地の広さはうちの大学のキャンパスがすっぽりと入りそうなほど広いのだが、それでも内戦で亡くなった人を埋葬する場所が足りず、以前からあるお墓とお墓の間にも埋葬したそうで、お墓の間隔が狭くなっているところもあった。
ここのお墓は主にムスリムの人々とクロアチア人のもので、亡くなった人の年齢も赤ちゃんからお年寄りと様々であったけれども、本当に数え切れないほどのお墓があった。このお墓の数だけの人生があったのである。いくつかの墓碑の前で、ふと「この人はどんな人だったのかな?」と思った。家族もいただろうし、仕事をしていたり学校に行ったりと、それぞれに生活があったはず。しかし、民族や年齢の関係なく、内戦が全てを奪ってしまったのだ。内戦っていったい何だったんだろう。結局、私たちには分からないのかもしれない。無力感に襲われてしまうが、うれしいことは人々が力強く前向きで、そんな彼らと一緒に過ごせること、そして私たちにも彼らのお手伝いができることである。(中尾達也)
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