E スケジュール

4月2日(月)
ピアノ

 イリジャというところにある音楽学校へ行く。 この学校も内戦の被害を受けたそうで、外には当時のピアノ(左の写真)が展示されていた。同じく破壊された隣接する演奏ホールは、資金難で再建が進んでいないそうであるが、屋根も無く、コンクリート剥き出しのこのホールで演奏が行われることもあるらしい。
 また、生徒たちが私たちのためにミニコンサートを開いてくれた。ここの子供たちは、普通のプライマリースクールにも通っていて、学校が終わった後にここで音楽の勉強をしているんだそうである。
 学校の庭で飲み物やお菓子をいただいた。天気も良くて気持ちいい。日本の子供たちは音楽学校の子供たちともすぐに打ち解けて仲良くなり、日本の歌を一緒に歌ったりして遊んでいる。今まで訪問した学校と違って、ボスニアの子供たちと直接交流することができたのは良かった。 (中尾達也)

トンネル

 内戦の時、敵に包囲されていたサラエボに物資を運ぶ道となり、命のトンネルとも呼ばれたトンネルを訪問した。このトンネルはサラエボの人々によって密かに作られたそうである。トンネル内部は人がすれ違うのがやっとという幅で、高さも頭を屈めて入らないといけないほど低い。サラエボと外部をつなぐ道はこのトンネルしかなく、兵士だけでなく一般の人々もこのトンネルを使っていたということであった。全長約800メートルのトンネルを通るのに、数時間もかかっていたそうである。家に帰ってから、このトンネルを訪問したことを話したら、ズームラが頭を屈めて、リュックサックを背負って歩くジェスチャーをして「私もこんな風にしてあのトンネルを通ったのよ」と教えてくれた。(中尾達也)


前日へ スケジュール 翌日へ